トップページ  >  移植コラム  >  ドクターコラム  >  小児移植:国際腎臓病ガイドラインに基づく ”患者さんの疑問” 解決  Vol.2 【7】

後藤 憲彦先生 コラム

「腎移植前後の患者さんが抱く基本的な疑問」について、KDIGO(Kidney Disease:Improving Global Outcome(国際腎臓病予後改善機構)) が作成した国際腎臓病ガイドラインの視点から名古屋第二赤十字病院の後藤憲彦先生にご解説頂く"患者さんの疑問”解決 シリーズ第2弾。

第7回目の今回は『小児移植の場合、免疫抑制剤により成長が阻害されることはないのでしょうか?』というご質問に対してご回答、ご解説頂きました。


【質問7】 小児移植の場合、免疫抑制剤により成長が阻害されることはないのでしょうか?

【回答・解説】

腎移植成功後の成長に影響を及ぼすのは、移植時の年齢(思春期前か思春期か)、移植腎機能、ステロイドの使用です。長期ステロイド使用は小児の成長を阻害するため、ステロイド投与を最低限に抑える、あるいはステロイドを使用しない治療が検討されています。しかし拒絶反応を起こしてしまえば、治療で逆にステロイドをたくさん使用することになってしまうのが難しいところです。




 メディプレスの情報はあくまでも執筆時点での情報をもとにした専門医の一般的な意見です。それぞれの患者さんの状態や体調によって対応は大きく変わってきますのでご注意ください。ご自身の状況については、主治医や専門医の指示に従ってください。



腎移植:国際腎臓病ガイドラインに基づく ”患者さんの疑問” 解決 Vol.2 掲載予定内容(シリーズでお届けします) 

【質問1】移植後も糖尿病治療は必要なのでしょうか?また、移植後新たに糖尿病が発症することはあるのでしょうか?糖尿病にならない為にはどの様な対策をすればよいのでしょうか?

【質問2】移植後、血圧は毎日測定した方がいいのでしょうか?また、目標血圧はどれくらいでしょうか?

【質問3】移植後は、がんになりやすいのでしょうか?また、がんにならない為にはどうしたらよいでしょうか?

【質問4】腎移植後もリンの摂取を制限した方がよいのでしょうか?

【質問5】免疫抑制剤の副作用にはどの様なものがあるのでしょうか?また、副作用がおきた場合はどうすればいいのでしょうか?

【質問6】高尿酸血症を指摘されました。どのようなことに気を付ければよいでしょうか?

【質問7】小児移植の場合、免疫抑制剤により成長が阻害されることはないのでしょうか?

【質問8】移植後、いつ頃から妊娠してもよいのでしょうか?またその際、気を付けることはあるのでしょうか?(女性)

【質問9】移植後、子供が欲しい場合に気を付けることはありますか?(男性)

【質問10】移植後は太りやすいのでしょうか?また、運動をする場合はどのような運動がいいのでしょうか?

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