トップページ  >  インタビュー  >  ドクターインタビュー  >  市立札幌病院 腎臓移植外科 部長 原田 浩先生

ドクターインタビュー

----先程、病院内を少し見学させて頂いたのですが、先生や看護師さん、医療スタッフの方々の雰囲気やチームワークがとてもいい印象を受けました。腎臓移植外科の外来の前にも病院のスタッフの方が作成されたという「生体腎移植患者におけるチーム医療」のポスターが貼ってありますね。

当院で移植に関わっている医療スタッフは、皆フットワークがよく、急な依頼にも快く、素早く対応して頂いており、非常に協力的ですね。
腎臓移植外科は医師が3名、移植コーディネーター1名、看護師1名の少人数の体制ですので、患者さんの抗体検査をする方や病理検査の方など、院内の医療スタッフの協力があってこそ、当院における腎移植医療が成り立っていると思います。


※枠内の写真をクリックすると大きい画面でご覧いただけます。


-----移植後のフォローはどの様な体制で行っていらっしゃるのでしょうか?

移植後のフォローは、医師ももちろんのこと、移植コーディネーターや看護師も行っています。
他の施設でも行っていらっしゃるとは思いますが、患者さんの状態に応じて、免疫抑制剤の量をこまめに調整する、腎生検を定期的に行うなど、より長期の生着を目指したフォローを行っています。
ただ、最近、若い移植患者さんの中にはノンコンプライアンス※の方もいらっしゃるので、非常に問題だと思っています。
夫婦間移植の場合は、ドナーとレシピエントが同世代ですし、一緒に生活していますので、お互いに干渉し合う事で移植後の管理が非常に良いのですが、お父様、お母様から腎提供を受けたお子さんの場合は、移植後の管理がきちんと出来ていないケースが見受けられます。親元から離れて生活している方も多く、仕事や学業で忙しいなどの理由で定期的に通院されない方もいらっしゃるので、今後はその様な方にきちんと管理を行って頂くための働きかけも行っていかなければならないと考えています。
(※ノンコプライアンス:服用すべき薬を医師の指示通りに服用しないこと)


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