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MediPress編集部 コラム

  • 「口内炎」で注意すべきこと

ストレスや不規則な生活で口内炎になる方もいらっしゃると思います。

一般的に口内炎といえば、「アフタ性口内炎」で、そのメカニズムは正確にはわかっていませんが、偏食による鉄分やビタミンの不足、ストレスや睡眠不足、口腔内の不衛生などで起きるのではないかとされています。

皆さんの中にも身に覚えのある方もいらっしゃるのではないかと思います。この一般的な口内炎(アフタ性口内炎)の場合は特別な治療を施さなくても通常1週間程度で自然治癒します。

一方、口内炎の中には細菌やウイルスに感染することによって発症するものがあります。

例えば、単純ヘルペスウィルスによって起きるもので、口唇にできるものを口唇ヘルペス(こうしんへるぺす)といいます。これに感染して治療する場合、抗ウイルス薬をお医者さんに処方してもらい服用することになりますが、ここで注意しなければいけないことがあります。この抗ウイルス剤として使用される薬剤の殆どが腎臓から排泄されるため、腎機能が低下している場合、適宜薬剤の減量が必要となります。口内炎で病院に行く場合、一般的に皮膚科での診療となりますが、通常は移植腎機能を確認しての投薬の必要がありますので、もし、皮膚科を受診した場合は必ず「移植していること」、「腎機能がどの程度であるか」を医師に伝えるようにしてください。

抗ウイルス薬の代表的な内服薬としては、バルトレックスがありますが、これ以外にも、外用の抗ウイルス薬(ゾビラックス軟膏、ゾビラックス眼軟膏、アラセナA軟膏)などもあります。「口内炎」でも薬を服用する場合には、腎機能に応じて薬の量の調整が必要になります。腎機能(クレアチニン・クリアランス)による投薬量の調節が必要なので、必ず専門医、主治医に相談し、服用方法について指示をもらうようにしてください。

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