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MediPress編集部 コラム

  • インフルエンザの流行情報2014-2015

    インフルエンザの流行情報2014-2015

寒く空気が乾燥した日が続いています。日本では気温が低く乾燥した12月~3月にインフルエンザが流行するため、注意が必要です。先日、国立感染症研究所はインフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。


<インフルエンザの発生状況に関して>

厚生労働省の報告によりますと、2014年10月以降のインフルエンザの発生状況は、
全国のインフルエンザ発生状況(2014年)
となっており、11月中旬以降、その数が増えています。

11/24~11/30の報告では、「インフルエンザの定点あたり報告数が1.90(定点数/約5,000ヶ所、報告数/9,396)となり、流行開始の目安としている1.00を上回ったことから、今年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられる」と報告されています。

インフルエンザの発生状況について(流行シーズン入り):厚生労働省ホームページより


<ワクチン接種に関して>

毎年、インフルエンザワクチンの接種は10月1日から始まっており、今シーズン(2014年秋~2015年春)に流行するウィルス型を予想して、ワクチン配合株が発表されています。

参考)国立感染症研究所 感染症情報センター

インフルエンザウィルスは毎年変異しながら流行するので、毎年新しいワクチンを接種する必要があります。今年のワクチンは、A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09、A/New York(ニューヨーク)/39/2012(X-233A)(H3N2)、B/Massachusetts(マサチュセッツ)/2/2012(BX-51B)との事です。

インフルエンザワクチンは、接種しても発症を完全に防ぐことはできませんが、かかってしまった場合の重症化を防ぐのに、一定の効果が期待できます。

インフルエンザワクチンは、接種してから実際に効果を発揮するまでに約2週間かかります。流行時期は毎年12月~3月ですので、既に接種済の方が多いとは思いますが、まだ接種されていない方は接種しておく方がよいでしょう。

原則として13歳以上が1回、13歳未満が2回の接種となっており、2回接種する場合は、初回接種から2週間~4週間あける必要があります。

MediPressでは、腎移植者のインフルエンザ対策や、国際腎臓病ガイドラインに基づく ”患者さんの疑問” 解決【質問9】インフルエンザワクチンは接種して大丈夫でしょうか?をご紹介をさせていただきましたが、季節性インフルエンザの予防のポイントは、腎移植者の場合も、「手洗い・うがい」「インフルエンザワクチンの予防接種」です。
外出先から戻ったら、必ず手洗い・うがいをするなどの予防の基本を徹底し、もしかかってしまった場合には、他の人にうつさないためにマスクを着用するなどの「咳エチケット」を忘れないようにしましょう。

尚、移植後のワクチン接種については、必ずかかりつけの病院や主治医にご確認、ご相談ください。


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