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  • 第3回 ドレミの会 開催報告 (愛知医科大学病院腎移植患者会)

    第3回 ドレミの会 開催報告 (愛知医科大学病院腎移植患者会)

2016年10月16日(日)「第3回ドレミの会」が愛知医科大学本館で開催されました。

愛知医科大学病院では、2012年4月に腎移植外科が設立され、同年7月より本格的に腎移植手術が開始されました。これまでに約120件の腎移植手術が行われています。
愛知医科大学病院腎移植患者会「ドレミの会」は、ドナーやレシピエントが皆で話せる、情報交換、相談できる場を持ちたいということから、2015年1月に正式に発足しました。
ドレミの会という名前には、「ドナー、レシレピント、みんなの会」という意味が込められています。
2016年7月からは腎移植体験者と気軽にお話ができる「ドレミの広場」も開設され、移植前のいろいろな不安をお持ちの方や、移植直後の方が、さまざまな相談をできる場となっています。

中川先生

「第3回 ドレミの会」当日は、54名のドナーやレシピエント、4名の医療関係者が参加されました。
これまでのドレミの会では「減塩のための食事の工夫」「続けましょう。コンディションを整える体操」というテーマで講演が行われましたが、第3回目の今回は、「大地震が起こったら医療はどうなる?」というテーマで、愛知医科大学 災害医療研究センター 教授の中川隆先生の講演が行われました。
阪神・淡路大震災や東日本大震災などの過去の災害からの教訓を学び、名古屋大学の山岡耕春先生による将来の地震発生の可能性のデータを示された上で、減災のためには、自助(自分で自分を助けること)、共助(家族、企業、地域コミュニティで共に助け合うこと)、公助(行政による救助・支援のこと)が必要であるというお話がありました。

その後、いくつかのグループに分かれて、グループトークが行われ、移植前後の悩みや不安、気になることなどを共有して解決しあい、情報交換が行われました。


小林先生

会の最後には、愛知医科大学 腎移植外科 教授の小林孝彰先生から、移植患者さんの災害対策についてお話がありました。移植患者さんの場合は、一般的な自助(緊急避難用品や非常食、飲料水を備蓄しておくことなど)の他に、毎日服用する免疫抑制薬などの薬を2~3週間分備蓄しておくこと、緊急時に持ち出しができるように常に準備をしておくことが大切だというお話があり、会場の移植者の方々は改めて防災意識を高めていらっしゃいました。


ドレミの会では、今後も「ドレミの会」を年2~3回開催し、ドナーやレシピントの方々に役立つ講演や情報提供を行い、会員の方々の情報交換や悩みの解消を目的としたグループトークなどのイベントも行っていく予定とのことです。「ドレミの広場」の充実もしていくということですので、移植前の不安をお持ちの方、移植後のさまざまな相談をしてみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


【 ドレミの会、ドレミの広場 参加申し込み先・連絡先 】
愛知医科大学病院 腎移植外科
レシピエント移植コーディネーター 渡邉恵
TEL: 0561-62-3311
Email: aichiidai.tx@gmail.com


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