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ことば辞典

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MediPressに掲載中の記事の中から難しい医学用語や病気・薬等をピックアップし簡易的に分かりやすく解説しています。
※ご要望を頂いても掲載できない場合もございますので予めご了承ください。

あ か さ た な は ま や ら わ


IgA腎症 (アイジーエーじんしょう)

腎臓の糸球体に免疫グロブリンのIgAという蛋白が沈着している慢性の糸球体腎炎です。
慢性糸球体腎炎の代表的疾患であり、10代後半~30代前半に多く発症し、女性に比べ、男性に多い疾患です。

eGFR (いーじーえふあーる)

推算糸球体濾過量(estimated glomerular filtration rate:eGFR)の略。
腎臓が1時間あたりに処理できる尿量を示すGFR(糸球体濾過量)を、計算式から求めたもの。
GFRを正確に測定するには、1日分の尿を貯める検査が必要であるが、煩雑なため、血液中のクレアチニンという老廃物を利用して推算する。
eGFRの値が60以下の場合、腎機能の低下が疑われる。

ACEI (エーシーイーアイ)

アンジオテンシン変換酵素阻害薬(Angiotensin Coverting Enzyme Inhibitor)の略。
高血圧の対処としてARBと作用の仕方は少し違いますが、ARB・ACEIともアンジオテンシンII という血管を収縮させて 血圧を上げる物質の働きを邪魔することで血圧を下げます。

ARB (エーアールビー)

アンジオテンシンII 受容体拮抗薬(AngiotensinII Receptor Blocker)の略。高血圧に関連しているのが生理活性物質のアンジオテンシンⅡで、 血管を収縮させて血圧を上げる作用がある。
ARBは、この物質が受容体と結合するのを阻害して血管の収縮を抑え、血圧上昇(高血圧)を防ぐ作用を持つ。

FGS (エフジーエス)

巣状糸球体硬化症(そうじょうしきゅうたいこうかしょう、英語Focal Glomerular Sclerosis:FGS)のことで、ネフローゼ症候群を生じる腎疾患の一つで、腎臓の糸球体の一部に硬化性の病変がみられる病気です。

カリニ肺炎(かりにはいえん/ニューモシスチスはいえん)

ありふれた微生物「ニューモシスチス‐カリニ」が起こす肺炎。正常な免疫能力を持つ場合発症することは希で、癌(がん)や癌の治療、エイズなどのために体の防御機能が低下した場合にだけ起きます。
腎移植患者さんのような免疫抑制下では、肺炎として発症する可能性があります。 ほとんどの人に、発熱、息切れ、乾いたせきがみられ、これらの症状は通常、数週間かけて起こります。肺が血液に十分な酸素を供給できなくなるため、ひどい息切れが起こります。 以前は、ニューモシスチス・カリニ (Pneumocystis carinii) による肺炎とされ、「カリニ肺炎」と呼ばれました。しかし、犬から見つかったニューモシスチス・カリニ(「カリニ」は「犬の」という意味)と、ヒトで肺炎をおこすニューモシスチスは異なる種類であることが判明し、ヒトに病原性をもつニューモシスチスは命名し直され、これによる肺炎は「ニューモシスチス肺炎」に名称変更されました。

膠原病(こうげんびょう)

自己免疫疾患が原因であると考えられています。
主症状として発熱・湿疹・倦怠感・関節痛などがあげられています。
女性に多く見られる病気で、比較的若い女性の原因不明の発熱として発見されることが多いようです。
SLEやリウマチなど数種類の病気が含まれています。

拒絶反応(きょぜつはんのう)

移植を行った後におこる一連の生体反応です。
発熱・体重の増加やむくみ・尿量減少・全身の倦怠感など、症状は人によって様々です。
その様な症状が現れたら必ず専門医の先生に相談しましょう。

血中濃度(けっちゅうのうど)

投与した薬物の血液中の濃度。薬の効果の確認や副作用がでていないかを調べる為に測定します。

自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)

細菌・ウィルス・腫瘍(がん)などから体を守る免疫が自分自身の細胞や組織まで過剰に反応し攻撃してしまう疾患。

多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)

血液 の悪性腫瘍(がん)の一種です。
血球の中でも形質細胞といわれる細胞が癌化したものです。
主症状は、骨の痛み、貧血、全身倦怠、脱力、体重減少、腰痛などがあげられます。
頭から足まで、あちこちの骨の骨髄で白血球が増えるため、「多発性」骨髄腫と呼ばれます。

Tリンパ球<T細胞>(てぃりんぱきゅう・てぃさいぼう)

人の身体には、動脈、静脈の他にリンパ管も張り巡らされていますが、このリンパ管の中にリンパ球という白血球の一種があり、侵入者に備えています。
そのリンパ球はT細胞とB細胞という細胞に分かれており、ともに免疫反応に重要な働きをしています。

免疫グロブリン(めんえきぐろぶりん)

免疫グロブリン製剤は、私たちの血液中に含まれる(血漿タンパクの17~18%を占め
る)免疫グロブリンG(抗体)というタンパク質を高純度に精製・濃縮した製剤です。

二次性副甲状線機能亢進症(にじせいふくこうじょうせんきのうこうしんしょう)

腎臓がダメージを受けていると活性型のビタミンDが欠乏しカルシウムの吸収低下が起こり、尿中へのリンの排出の低下により体内のリンが蓄積していきます。
血液中ではリンとカルシウムは一定の積を保とうとする為「低カルシウム血症」が引き起こされます。
低カルシウム血症になると、これを補おうとする為にカルシウム上昇作用を持つホルモンである「副甲状線ホルモン」の分泌が刺激され血液中のカルシウム濃度が必要以上に高くなる状態になります。
これを二次性副甲状腺機能亢進症と言い、この病気になると結果的に繊維性骨炎といわれる状態になり骨が溶けてもろくなってしまいます

利尿剤(りにょうざい)

腎臓による尿生成を促進し尿量を増やすことによって、体の余分な水分を排出する作用を持つお薬です。

リツキシマブ(りつきしまぶ)

注射剤として製剤化されており、日本での商品名はリツキサンR (RituxanR)。
1本(500mg/50mL)あたりの薬価(保険適用前)が最高で約21万円(2008年薬価改正時点)と非常に高価な薬剤である。