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レシピエントインタビュー

楢崎眞智子さん
移植種類: 生体腎移植
お名前: 楢崎眞智子さん
ドナー: ご主人
移植後: 約4年(取材時)
病院: 岡山大学病院
ドクター: 荒木元朗先生
取材日: 2017/07/21

2017/10.27

岡山大学病院レシピエントインタビュー

「大丈夫」の言葉に支えられて

岡山大学病院 レシピエントインタビュー第2回目は、約4年前にご主人がドナーとなり、生体腎移植を受けた楢崎眞智子さんです。
楢崎さんは50歳頃から度々頭痛が起こるようになり、54歳の時に腎機能の低下を指摘されました。その後、薬物療法と食事療法を続けていましたが、59歳の時に末期腎不全となり、生体腎移植を受けられました。
とても仲の良い楢崎さんご夫妻から、移植医療との出会いや、移植後の充実した生活についてお話をお聞きしました。

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移植医療との出会い

まず、いつ頃から慢性腎臓病の症状が出始めたのでしょうか。

眞智子さん

眞智子さん(レシピエント)
子どもが2人共就職し、手が離れてほっとした50歳頃から、時々頭痛が起こるようになりましたが、1~2日すると治るので、病院は受診せずに市販の頭痛薬を飲んでいました。
その後、54歳の時、たまたま血圧を測ったところ、最高血圧が200(mmHg)を超えていたので、びっくりして近くの内科を受診しました。そこで腎機能が低下していることが分かったため、大きな病院を受診し、食事療法などを学ぶための教育入院をしました。


(腎機能保護のための)食事療法は大変でしたか。

眞智子さん
塩分やタンパク質を制限しなければならなかったり、カリウムを減らすために野菜をゆでこぼしたりしなければなりませんでしたので、料理をするのがとても大変でした。

その後、いつ頃から岡山大学病院に通院するようになったのですか。

眞智子さん
食事療法を開始してから約1年後に、それまで通院していた病院の腎臓内科が無くなるということで、岡山大学病院に転院しました。

移植に関しての情報は、どのようにして知ったのでしょうか。

眞智子さん
保存療法と薬物療法を続けていましたが、先生から、「腎機能が限界に近づいてきているので、そろそろ透析治療を始めなければいけません」と言われたため、こちらの病院の腎臓病教室に夫婦で参加しました。そこで腎移植という選択肢があることを知りました。

腎臓病教室に行く前は、血液透析か腹膜透析を受けようと思っていたのですか。

眞智子さん
そうですね。血液透析、腹膜透析のどちらにするかを主人と話し合い、腹膜透析は家でできるということだったので、腹膜透析を受けようと思っていました。

山下さん、こちらの病院の腎臓病教室は、どのような内容で、どのくらいの頻度で行われているのですか。

山下コーディネーター

山下レシピエント移植コーディネーター
腎臓病教室は、患者さんの病状に合わせてA、B、Cに分けて行っています。AはCKDの方全てが対象で、腎臓の働きや塩分と血圧、減塩などについてお話ししています。BとCは進行したCKDの方が対象で、Bでは腎臓の検査値・治療、カリウム・リン、薬などについて、Cは腎不全の治療選択、医療保障、社会福祉などについてのお話をしています。A、Bは毎月、Cは隔月の開催となっています。


有森レシピエント移植コーディネーター
楢崎さんはCの教室に参加されましたが、ご夫婦で参加されたのはとても良かったと思います。
Cの“腎不全の治療選択”に関しては、透析の看護師と移植コーディネーターが、それぞれの治療法について説明しています。また、教室に参加できない方に対しては、腎臓内科の先生から、それぞれの治療法について説明していただいています。



章悟さん(ご主人・ドナー)
腎臓病教室に参加するまでは、ドナーとレシピエントの血液型が違うと移植はできないと思っていましたので、その教室で血液型が違っても移植ができるということお聞きし、とても驚きました。

当時、移植に関しての知識はどの程度お持ちだったのでしょうか。

章悟さん
献腎移植の待機期間が長いことは知っていましたが、移植についての知識はほとんどありませんでした。そのため、腎臓病教室で生体腎移植についてお聞きした時には、そんな選択肢があったのかと思い、「じゃあ移植します!」と即答した感じでした。
その後は、透析のことは頭から飛んでしまい、「移植はいつできる?どうしたらできる?」という感じで、移植に向かって一直線となりました。


有森コーディネーター

有森コーディネーター
腎臓病教室では移植についての一般的なお話をしておりますので、そこで面談の希望があれば、日を改めて個別面談をさせていただいています。楢崎さんご夫妻とは、腎臓病教室の後、すぐに個別の面談をすることになりました。



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レシピエントインタビュー【夫婦間】