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レシピエントインタビュー

熊本赤十字病院レシピエントインタビュー Vol.1

山下静代さん × 熊本赤十字病院 川端知晶先生

感謝とメッセージ

主治医への思いを教えてください。

山下さん
私のようなリスクが高い患者の移植を行っていただいた先生方には本当に感謝しています。この病院の先生方やスタッフは、皆さん本当に一生懸命に患者さんのことを考えてくれます。

ご主人への思いを教えてください。

山下さん
思いやりのある主人に心から感謝しています。
今はお互い腎臓が1つですので、主人と共に無理せず体に気を付けて暮らしていきたいです。これからも一緒にたくさん旅行したいですね。あと10年したら金婚式ですので、主人からもらった立派な腎臓がいつまでももつよう、頑張っていきたいと思います。10年くらいはもたせて、先生たちをびっくりさせたいです。
主人からもらった腎臓は、いずれはだめになる日が来るので、だからこそ、自己管理を徹底し、腎臓が元気なうちは、いろいろなところに行ってやりたいことをやろうと思います。


◆ご主人からのメッセージ◆
長年高血圧に悩まされながら仕事に頑張ってきた妻が、突然腎不全になり透析を考えていた時に、偶然にもかかりつけの先生からのお話で、夫婦間でも移植ができるということを知りました。
その話を聞いてきた妻が、言いにくそうに
「腎臓は2つあるので1つ頂戴!」
と言うので、いろいろ頑張ってきたご褒美に
「いいよ!」
と言いました。
熊本赤十字病院で先生方のお話を聞き、手術前の検査を受け、検査の結果、リスクが高かったけれど移植を決断いたしました。術後もお陰様で順調で、今では妻は私より元気で安堵しております。


現在、移植手術を控えている、または移植手術を検討している方へメッセージをお願いします。

山下さん3

山下さん
私は65歳、ドナーである主人は67歳のときに移植手術を受けました。いろいろなリスクはありましたが、手術前に先生方から詳しく丁寧に説明を受け、安心して手術に臨むことができました。手術後は、毎日決められた時間に免疫抑制薬を飲み、食事や運動などの自己管理を徹底しながら、主人と一緒に旅行したり、庭に四季の花を植えたりして充実した毎日を送っています。
今、移植を検討している方は、とても不安だと思いますが、もしドナーとなっていただける方がいらっしゃるのであれば、思い切って決断してください。素晴らしい生活が待っていると思います。


坂本コーディネーター
山下さんはリスクが高い腎移植でしたが、移植後、自己管理を徹底され、移植腎を長持ちさせようとしている姿勢が本当に素晴らしいと思います。移植後の患者さんにはぜひ見習っていただきたいです。


川端先生
移植患者さんの中には、移植手術が終わったらそれで治療が終わりだと思われている方もいらっしゃいますが、山下さんのように、移植手術が終わった時点が新たなスタートだと考え、移植腎を長くもたせるために努力することがとても大切だと思います。
そして、現在腎不全で苦しんでいらっしゃる患者さんには、移植医療が特別な医療ではなく、多くの人にチャンスがある医療だということを知ってほしいです。まずは相談にお越しいただき、正しい情報を得て、ご自身に合った治療法を選択していただきたいと思います。


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レシピエントインタビュー【夫婦間】