関西メディカル腎移植クリニック
- 北大阪急行電鉄「千里中央駅」より徒歩7分(新大阪駅からタクシーで10分、大阪空港からタクシーで15分)
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診療科紹介
以下は2024年4月22日時点の情報です。
当院における腎移植への取り組み
当院は、関西メディカル病院 腎臓病総合医療センターが、関西メディカル腎移植クリニックとして、2021年11月1日に新規オープンしました。腎移植に特化したクリニックであり、以下の3つの特長があります。
1.土曜日の外来受診が可能
2.関西メディカル病院との連携が可能
3.多職種チームによる診察が可能
腎移植後、外来通院中の患者さんは日本全国で約1万3千人いらっしゃいます。腎移植患者さんの95%以上は社会復帰しており、移植後30年以上経過している方も珍しくありません。腎移植患者さんは、定期検診、拒絶反応や感染症の早期発見と治療、糖尿病や悪性腫瘍などの診断と治療のために、ほぼ毎月の外来通院が必要です。
つまり、腎移植後のフォローアップ診療は、移植腎の長期生着を左右すると言っても過言ではありません。当院は、施設内のレイアウトから機器まで、全て腎移植専用に設計されており、きめ細かい診療が提供できるクリニックです。
当院における腎移植の特長
1.土曜日の外来受診が可能
土曜日も腎移植患者さんのための専門外来を行っています。
腎移植後に社会復帰し、仕事や学校に行っている方の中には、平日の外来受診が難しい方もいらっしゃいます。そのような方のために土曜日の外来枠を設けています。また、生体腎移植ドナーなどの遠方に住んでいる方のために、午後の診察枠も設けております。
・土曜日であっても、ほとんどの検査が可能です。
土曜日に実施可能な検査項目:胸腹部CT、腹部超音波検査、頸動脈超音波検査、甲状腺・副甲状腺超音波検査、骨密度検査、脳MRI、心臓超音波検査、胸部XP、腹部XP、(負荷) 心電図(一部は隣接する関西メディカル病院で実施)
・クリニックの最寄り駅は、アクセスの良い千里中央駅です。
新幹線の新大阪駅から車で10分、大阪空港から15分です。
名神高速道路、近畿道、中国道の交差するインターチェンジから約5分です。患者さんの約70%が車で通院されています。
2.関西メディカル病院との連携が可能
当院は大阪大学医学部附属病院や住友病院、大阪府立急性期総合医療センター、兵庫県立病院など、主に関西地区で腎移植を受けられた患者さんのフォローアップを行っていますが、他エリアで移植を受けた(引っ越して来られた)患者さんも通院しています。
一部の検査・入院治療については、隣接する関西メディカル病院との連携によって対応していますので、ほとんどの検査は診察日だけで完結し、検査のためだけに通院回数が増えることはありません。
また、関西メディカル病院は北摂地区の地域支援病院であり、特に二次救急施設としての救急車受け入れ件数が地域のトップレベルで、休日・夜間の対応に優れています。
3.多職種チームによる診察が可能
外来診療は、主に大阪大学医学部附属病院から複数名の専門医(移植外科医、移植内科医、腎臓内科医、糖尿病内科医など)が来て対応しています。また、専任の看護師・薬剤師・医師事務作業補助員が外来診療に参加し、きめ細かい診療を提供しています。
外来受付後、専任看護師が前回受診時からの症状などを確認し、医師事務作業補助員がお薬に関する質問をお聞きし、診療録(カルテ)に入力します。そのため、患者さんが医師の診察を受けるときには、前回受診日からの情報が漏れなく収集されています。専任薬剤師は、患者さん一人ひとりに処方の確認と説明をします。また、新規通院の移植者の方には、原則として栄養指導を行っています。
移植後のフォローアップ外来(体制)について
■外来 看護師、医師事務作業補助員、薬剤師が同時に外来を行いますので、待ち時間が比較的短く、効率のよい外来診療です。 ■検査 ほとんどの検査は診察日に受けることができますので、検査のためだけに通院する必要はありません(一部の検査は隣接する関西メディカル病院にて行います)。 ■処方 腎移植クリニックとしては、日本ではじめて院内処方を行っており、薬を受け取るための待ち時間も短く、院外薬局に出向く必要はありません。 ■指導 特に移植して退院した後の2~3カ月間の栄養指導は重要で、糖尿病や脂質異常症の予防を目的に行っています。糖尿病専門医と連携し、複数の専門の医師・看護師が、栄養士とともに同じ外来診療日に栄養指導・診察を行います。 ■その他 ・術後フォローアップだけでなく、術前検査からの対応も可能です。 ・当院には、日本で唯一、イヌリンGFR検査専用の検査室があります。移植患者さん以外の患者さんの検査も可能です(ただし、一度受診していただいてカルテを作成してからの予約となります)。診療科から患者さんへのメッセージ
腎移植を受けられた方を長期間にわたりサポートするのが当院の役割です。
移植病院ではどうしても手術前後の急性期の医療が中心となります。当院の診察では、移植して何十年経っていても、薬の正確な服用や毎月の受診時に行うがんなどの検査、そして学校や職場で100%近い活動ができるための様々な生活指導に重きを置いています。
当院は腎移植後のフォローアップ外来が主な診療内容ですが、移植前や移植に関する「何でも相談」も行っています。
紹介状がなくても差し支えありません。クリニックですので、高額な選定療養費も不要です。電話で予約をとっていただければ、ゆっくりとお話しできる時間枠を確保します。遠方の方も遠慮なご予約ください。
移植チーム紹介
院長
- 高原 史郎
看護師
- 藪中 重美
- 赤壁 美穂子
- 南 代里子
医師事務作業補助員
- 中川 輝子
- 善定 由夏子
- 泉 陽子
専任薬剤師
- 池田 尚弘
院長秘書
- 谷本 佳澄
受診について
腎移植フォローアップ外来をご希望の方
- お問い合わせ先
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診療科
06-6836-1106(代)
担当看護師:藪中 重美
月曜日~土曜日(祝日と日曜日を除く) 9:00~12:00(受付:8:30~11:30)、13:00~16:00(受付:13:00~15:30)
受診の方法
上記へお電話ください。来院日時の予約を行います。
外来受診時の注意点
当院はクリニックですので選定療養費は不要です。そのため、先に患者さんが受診される場合もありますが、可能な限り、先に紹介状をお送りいただき、病院・クリニック間の連携によって手続きをしていただくことをお願いしております。