くすり事典

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腎移植後には、免疫抑制薬を中心とした、いくつかの薬剤の服用が必要となります。ここでは、腎移植前後に服用する可能性のある薬剤を、その作用・効果に分けてご紹介します。

免疫抑制薬(注射薬)

スパニジン

一般名
グスペリムス塩酸塩
製薬会社
日本化薬株式会社
この薬の作用
細胞障害性T細胞とB細胞の分化・増殖を抑制します。
この薬の効果
通常、腎移植後の拒絶反応(促進型及び急性)の治療に用いられます。
この薬の主な副作用・使用上の注意点
主な副作用として、しびれ感、食欲不振、悪心・嘔吐、肝障害、顔面紅潮、トリグリセリド上昇などが報告されています。このような症状に気づいたら、また上記以外でも気になる症状が出た場合は、担当の医師または薬剤師に相談してください。


参考:今日の治療薬2019


<監修>
北里大学病院 薬剤部 小林 昌宏先生
薬の服用内容は、患者さん各々の状態によって異なりますので、必ず担当の医師または薬剤師の指示に従ってください。

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