くすり事典

くすり事典

腎移植後には、免疫抑制薬を中心とした、いくつかの薬剤の服用が必要となります。ここでは、腎移植前後に服用する可能性のある薬剤を、その作用・効果に分けてご紹介します。

消化性潰瘍治療薬

防御因子増強薬

商品名
【先発医薬品】アルサルミン、ガストローム、セルベックス、ムコスタ、キャベジンU、アズノール、ノイエル、ソロン、アルロイドG、アプレース、ウルグート、ロンミール、プロマック、ガスロンN、アズロキサ など
【後発医薬品】スクラルファート、エカベトNa、セルテプノン、レバミピド、キャベジンU配合散、L-グルタミン「NP」、アズレン「ツルハラ」、ゲファルナート「ツルハラ」、アルジオキサ、ラクマーゼ、ソファルコン、アルクレイン、トロキシピド、ポラプレジンク、イルソグラジンマレイン酸塩 など
この薬の作用
炎症性粘膜に直接的に作用し炎症を抑え、胃炎に伴う胃液分泌亢進や胃粘膜の出血を抑えます。
この薬の主な副作用・使用上の注意点
主な副作用として、発疹、蕁麻疹、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感、胸部圧迫感、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、また上記以外でも気になる症状が出た場合は、担当の医師または薬剤師に相談してください。


参考:今日の治療薬2019


<監修>
北里大学病院 薬剤部 小林 昌宏先生
薬の服用内容は、患者さん各々の状態によって異なりますので、必ず担当の医師または薬剤師の指示に従ってください。

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