骨・ミネラル代謝異常治療薬
Ca受容体作動薬
- 商品名
- 【先発医薬品】レグパラ など
- この薬の作用
副甲状腺細胞のカルシウム受容体に直接作用して副甲状腺ホルモン(PTH)の合成と分泌を抑えて、血清PTHや血清カルシウム濃度を低下させます。
腎移植後のカルシウム、リン、副甲状腺ホルモン値については、ドクターコラム「カルシウム(Ca)、リン(P)、副甲状腺ホルモン(PTH):腎移植後の管理で重要な検査値解説」も参照ください。
- この薬の主な副作用・使用上の注意点
- 主な副作用として、吐き気・嘔吐、胃食道逆流性疾患、錯感覚、体重減少、食欲減退などが報告されています。このような症状に気づいたら、また上記以外でも気になる症状が出た場合は、担当の医師または薬剤師に相談してください。
参考:今日の治療薬2019
<監修>
北里大学病院 薬剤部 小林 昌宏先生
薬の服用内容は、患者さん各々の状態によって異なりますので、必ず担当の医師または薬剤師の指示に従ってください。