「腎移植前後の患者さんが抱く基本的な疑問」について、KDIGO(Kidney Disease:Improving Global Outcome(国際腎臓病予後改善機構)) が作成した国際腎臓病ガイドラインの視点から東京女子医科大学の田邉一成先生にご解説頂く"患者さんの疑問”解決 シリーズ。

第8回目の今回は『免疫抑制剤を服用しないとどうなりますか?』というご質問に対してご回答、ご解説頂きました。

【質問8】免疫抑制剤を服用しないとどうなりますか?

【回答・解説】
服用しない場合、多くの場合は拒絶反応が起こります。急性、慢性どちらも起こります。
一旦起こるとその治療は簡単ではなく、結果的に移植腎の寿命が短くなることになります。

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