移植手術が終わったときの心境はどのようなものでしたか?
棚橋さん:
先生やスタッフの方々、手術に際して支えて頂いた方、そして移植医療に対してただただ感謝し・感激・感動の気持ちで一杯でした。
移植手術後、最も嬉しかったことはどのようなことでしたか?
棚橋さん:
体調が改善され腎不全による苦しみから解放されたこと、そして普通の食事を・二人で・同じものがいただけるようになったことです。
また主人が透析に通わなくてよくなり、家の中も明るくなりました。
夫婦間移植をする前と後で、どの様なことが一番変わりましたか?
棚橋さん:
移植前もそうでしたが、それまで以上に夫婦が仲良く、何事も二人三脚で出来るようになり、2人で1人という気持ちが更に強くなりました。
ドナーとして手術後どの様な事に気をつけて生活をしていらっしゃいますか?
棚橋さん:
移植医療に感謝し、普通の生活、食事が出来る事に日々感謝して生活をしています。
また、自身の健康に何かあったとしたら、それがドナーになった事と関係ないとしても、レシピエントに心配をかけてしまうと思いますので、主人より1日でも長生きできるよう、健康管理をきちんと行っています。