MediPress編集部コラム【腎移植後のお金シリーズ】では、腎移植後の生活の中で、移植者のみなさんが現実的に向き合うお金の問題について、わかりやすく解説をしていきます。
第4回目の今回は、「身体障害者手帳により受けられるサービス」の続編で、公共料金や公共施設の料金割引などについて取り上げます。腎移植をした方は、身体障害者1級の手帳を所持することができますので、受けられるサービスを知り有効活用しましょう。

※以下の文章内に含まれる情報は、2015年4月時点のものです。随時変更される可能性がありますので、最新情報は、各団体の担当窓口までご確認ください。
※以下の文章は、対象を腎臓機能障害を持つ身体障害者の方に絞って記載しております。予めご了承ください。

~腎移植後のお金シリーズ~
第1回 医療費助成制度と障害年金
第2回 小児のための医療費助成制度
第3回 身体障害者手帳により受けられるサービス①(税金、交通機関)
第4回 身体障害者手帳により受けられるサービス②(公共料金、公共施設)
第5回 腎移植後の民間の医療保険
第6回 腎移植後の民間の生命保険

公共料金の割引等

日常生活では欠くことができない公共料金についても、減免や割引があります。日々使用するものですので、上手に割引を活用しましょう。

■NHK放送受信料の免除

NHKの例

<参考>NHKホームページ

□問合先:NHK担当窓口


■携帯電話料金の割引

携帯電話

各携帯電話事業者において、それぞれ異なる基本料金の割引などがあります。割引対象プランやサービスが細かく決まっているので、詳しくはご利用中の各社窓口にお問い合わせください。

□問合先:携帯電話事業者窓口

携帯電話各社

<参考>
NTTドコモホームページ
auホームページ
ソフトバンクホームページ


■青い鳥郵便はがきの無償配布

郵便局は、重度の身体障害者(身体障害者手帳1級または2級)で、受付期間内にご希望された方に、青い鳥をデザインしたオリジナル封筒に通常ハガキを入れた「青い鳥郵便ハガキ(20枚)」を無料で配布しています。

<参考>日本郵便ホームページ

□問合先:郵便局窓口

公共施設の利用料の減額または免除等

テーマパーク

美術館・博物館・動物園・テーマパーク・映画館などの公共施設でも、多数の割引制度があります。介護者にも割引が適用されるケースも多いです。
割引を受けるためには、身体障害者手帳の提示が必要ですので、忘れずに持参するようにしましょう。

□問合先:各施設の窓口

美術館、遊園地の例

<参考>
東京国立博物館ホームページ
ユニバーサルジャパンホームページ